AESブログ
世紀の一戦
2022-06-21
カテゴリ:豆知識とひとりごと
先日、東京ドームにて5万人超を動員した、格闘技をご覧になりましたか?
地上波での中継はありませんでしたが、かなりの注目度で、日本のみならず世界中の格闘家や格闘技ファンが戦いの行く末を固唾をのんで見守っていました。
結果は神童・那須川天心が5-0の判定勝ちとなりました。
納得の判定ではありましたが、相手の武尊もすごく良い試合をしていました。
どちらも打たれ強く、ラウンドが足りないのではと。むしろラウンドが続いたら、まだまだ分からなかったのではと。
ゴングが鳴って両者が労いの抱擁を交わしたところなんてもう・・・
すごく感動しました!
やはりなんでも全力で打ち込む姿は格好いい!
このコンプラ時代で、唯一時代の道徳に相反する行為をしているこのスポーツは、おそらく開放を求める人々の救いであり、希望なのかもしれません。
一昔前のロックみたいな感じ。
若い女性からの注目も増えつつある競技なだけに、
この各種格闘技の精神や情景は煮え切らない心の消火剤になっているのかなと思いました。
要は、これらスポーツは「殴る・威圧」だけがあまりにアウトローですが、そこに至る「努力・友情・礼節」はその他のスポーツをも凌駕すると言っても過言ではなく、だからこそ心動き、熱狂するのだと。
アニメの地下格闘みたいな暗いものではなく、スポーツマンシップに則っているからこそ素晴らしい興行になっているのだと考察しました。